熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

キク科
Asteraceae
シラヤマギク
Aster scaber Thunb.
シラヤマギク
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  • シラヤマギク
  • シラヤマギク
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英名
No Information
中国名
東風菜
花期
生薬名
No Information
薬用部位

全草

成分

根にサポニン(scaberoside類)

化学構造式

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  • シラヤマギク 化学構造式1
  • シラヤマギク 化学構造式2
  • シラヤマギク 化学構造式3
産地と分布

北海道~九州,および朝鮮,中国,ウスリー,アムールに分布し,山地の草原や道端に生える.

植物解説

多年草.草丈1~1.5 m.根出葉は卵心形で長柄がある.下部の葉は5~20 cmの柄があり,有柄または無柄,葉身は卵心形,長さ6~20 cm,幅6~12 cm,短く鋭尖頭,歯牙縁,両面はざらつく.中部と上部の葉は上のものほど小さく,柄が短い.径18~24 mmの頭花をゆるい散房状に付ける.舌状花は少なく,白色.

薬効と用途

めまい,頭痛に用いる.
早春のころの若芽を婿菜(むこな)と呼んで食用にする.

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