マメ科
Fabaceae
オランダビユ
Cullen corylifolius (L.) Medik.
- 別名
- ハコシ

- 英名
- babchi
- 中国名
- 補骨脂
- 花期
- 春~秋
- 生薬名
- 補骨脂(ホコツシ)
- 薬用部位
成熟種子
- 産地と分布
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インド原産といわれ,中国を主産地とする.
- 植物解説
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一年草.草丈40~90 cm.全体が黄白色と黒褐色の腺毛に覆われている.直立茎は堅く,縦に稜がある.葉は互生,単葉,広卵形か三角状卵形で長さ4~11 cm,幅3~8 cm,縁には大きく粗い鋸歯がある.多数の花が密集して頭状に近い散形花序となり,6~10 cmの花軸をもって脇性する.豆果は楕円形,種子に芳香がある.
- 薬効と用途
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強壮作用があり,遺尿,頻尿,インポテンツ,足腰の冷えなどに用いる.皮膚病には粉末で患部をこするか,酒に浸して塗布する.中国では白斑や脱毛症に外用や注射治療が行われている.
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