熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

キンポウゲ科
Ranunculaceae
キイセンニンソウ
Clematis uncinata Champ. ex Benth. var. ovatifolia (T.Itô ex Maxim.) Ohwi ex Tamura
別名
タニモダマ
キイセンニンソウ
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  • キイセンニンソウ
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英名
No Information
中国名
No Information
花期
7~8月
生薬名
薬用部位
成分
産地と分布

三重県,奈良県,和歌山県,熊本県,鹿児島県(?)に分布し,林縁に生える.

植物解説

常緑のつる性木本.葉は質が厚く光沢があり,233出複葉あるいは羽状複葉,小葉は卵形~狭卵形,長さ312 cm,幅15.5 cm,全縁.葉柄は長さ312 cm,小葉柄の上部に関節がある.花は頂生または腋生の円錐状集散花序に多数付く.萼片は4個,倒披針形,白色.

薬効と用途

分布が限られる絶滅危惧植物.花はセンニンソウによく似るが,花期が早い.また,葉は厚く光沢があり,小葉柄に関節があるため容易に見分けられる.

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