バラ科
Rosaceae
ユキヤナギ
Spiraea thunbergii Siebold ex Blume
- 別名
- コゴメバナ

- 英名
- Thunberg spiraea, Thunberg's meadowsweet
- 中国名
- 珍珠繡線菊
- 花期
- 春~夏
- 生薬名
- No Information
- 薬用部位
根
- 成分
No Information
- 産地と分布
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関東地方~九州(野外逸出?),および中国に分布し,川岸の岩場や低山地の岩場に生える.
- 植物解説
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落葉低木.樹高1~2 m.枝は細く,弓なりになる.葉は線状披針形,長さ2~4 cm,幅3~8 mm,頂端部に鋭鋸歯がある.前年枝に2~7個の花をもつ散形状散房花序を付け,基部に少数の苞を付ける.果実は袋果で,長さ3~3.5 mm,種子は狭紡錘形で長さ2 mm.
- 薬効と用途
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咽喉の腫れや痛みには,ミゾカクシの全草,スイカズラの花と煎じ,砂糖を適量加えて朝夕の食事前に服用する.中国での利用法である.
観賞用として庭園などで栽培される.切り花として生産され,古くから生け花の材料にされる.いくつかの園芸品種もある.耐暑性,耐寒性があり,成長力も強いため様々な場所でも生育する.
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