イグサ科
Juncaceae
ホソイ
Juncus setchuensis Buchenau

- 英名
- No Information
- 中国名
- 野燈心草
- 花期
- 5~8月
- 生薬名
- ①竜鬚草(リュウシュソウ),②野席草根(ヤセキソウコン)
- 薬用部位
①全草,②根茎
- 成分
地上部にフェナントレン(juncuenin B),フラボノイド(apigenin),フェノール類(p-coumaric acid)
- 産地と分布
-
本州~九州,および朝鮮,中国に分布し,湿地に生える.
- 植物解説
-
多年草.イグサに似ているが,茎に明瞭な縦溝があり,蒴果は3隔室(イグサは緑褐色でやや丸みを帯び,花被片より長く…
- 薬効と用途
-
全草は利尿,止血,鎮痛,消炎,精神安定作用があり,小便不利,腎炎による水腫,歯痛,花出血,咽喉痛,痛風,不眠などに用いる.根茎根茎も似た用途で利用される.いずれも中国で薬用とされる.
参考文献についてお知りになりたい方はお問い合わせください。