熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

シソ科
Lamiaceae
ペパーミント
Mentha x piperita L.
別名
コショウハッカ,セイヨウハッカ
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ペパーミント
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  • ペパーミント
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英名
peppermint
中国名
辣薄荷,胡椒薄荷
花期
8~9月
生薬名
No Information
薬用部位

①全草,葉,②精油

成分

モノテルペン(menthol, menthone, menthofuran

化学構造式

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  • ペパーミント 化学構造式1
  • ペパーミント 化学構造式2
  • ペパーミント 化学構造式3
産地と分布

ヨーロッパ,西アジア,東アジアの一部に原産し,各地で栽培される.

植物解説

多年草.草丈30100 cm.茎は紫紅色を帯びる.葉は卵状披針形,長さ2.53 cm,幅0.82 cm.茎頂に輪散花序を付け,花は薄い桃色.

薬効と用途

吐き気,つわり,下痢,胃潰瘍,胃腸炎,過敏性腸症候群,インフルエンザなどに用いる.ハーブティーやサラダで用いる.精油(ペパーミント油)は強壮,健胃,食欲増進,鎮痛,抗炎症,胆汁分泌促進作用などがある.スペアミントとウォーターミントの交雑種とされる.

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