ワスレグサ科
Asphodelaceae
アオワニ
Aloe ferox Mill.
- 別名
- モウシロカイ,ケープアロエ

- 英名
- bitter aloe, Cape aloe
- 中国名
- 好望角芦荟
- 花期
- 1~3月
- 生薬名
- アロエ【局】
- 薬用部位
葉から得た液汁を乾燥したもの
- 産地と分布
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南アフリカ原産.
- 植物解説
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多肉性の低木.樹高1~3 m,普通は分枝しない.葉は長さ40~60 cm,幅10~15 cm,披針形で帯粉青緑色,しばしばトゲが付く.葉縁には角質の赤いトゲがある.花茎は基部で分枝し,高さ約1.2 m,赤色花を円錐状に付ける.
- 薬効と用途
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瀉下,健胃作用があり,様々な生薬製剤に含有される.本種とA. africana,A. spicataが日本薬局方に収載されている.一般にはキダチアロエ(A. arborescens),バルバドスアロエ(A. vera)が民間薬や食品として広く利用される.
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