熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

モクセイ科
Oleaceae
ヒイラギモクセイ
Osmanthus x fortunei Carrière
ヒイラギモクセイ
写真をクリックタップすると、大きいサイズで表示されます。
  • ヒイラギモクセイ
  • ヒイラギモクセイ
  • ヒイラギモクセイ
英名
Fortune's Osmanthus, Fortune's tea olive
中国名
齒葉木犀
花期
11~12月
生薬名
薬用部位
成分
産地と分布

中国原産で,日本でも栽培される.

植物解説

常緑低木.樹高2~4 m,稀に6 m.樹皮は灰白色,皮にコルク質のこぶができる.葉は小枝の上部に集まり,卵状楕円形~長楕円形,長さ6~9 cm,鋭頭,6~10対のトゲ状の歯牙があり,ときに全縁に近くなる.葉腋または枝先に散形花序を付ける.花は白色で方向がある.雌雄異株.ヒイラギとギンモクセイの雑種と考えられている.

薬効と用途

生垣,庭園樹として栽培される.

参考文献についてお知りになりたい方はお問い合わせください。