キンポウゲ科
Ranunculaceae
リュウキンカ
Caltha palustris L. var. nipponica H.Hara

- 英名
- No Information
- 中国名
- No Information
- 花期
- 3~4月
- 生薬名
- 薬用部位
- 成分
- 産地と分布
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北海道~九州,朝鮮,中国,東シベリアに分布し,山地の流れの緩い川沿いや池の周辺の湿地に生える.
- 植物解説
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多年草.根出葉は4~6個,腎臓形から心臓形で,長さ5~10 cm,幅7~15 cm.葉柄は長さ20~30 cm.花茎は1~2本,直立あるいは斜上する.花柄は開花時には長さ2~5 cmで,果実の時には6~10 cmになる.花は2~4個,黄色.
- 薬効と用途
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観賞用に栽培される.本種は非常に多型な種で様々な変種に分けられているが,分けずにまとめる説もある.その説を採れば,以下の用法が認められる.全草や根を打撲傷や捻挫につき潰して酒粕に混ぜてあぶって傷口に塗る.めまいや全身の痛みに煎液か酒に浸して服用する.
熊本県あさぎり町は国内分布の南限であり,町花に指定されている.
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