熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

ウリ科
Cucurbitaceae
ハヤトウリ
Sicyos edulis Jacq.
別名
センナリ,チャヨテ
ハヤトウリ
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  • ハヤトウリ
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英名
chaco, chayote, christophine
中国名
佛手瓜
花期
10~11月
生薬名
薬用部位
成分
産地と分布

メキシコ,中米が原産で,栽培される.

植物解説

蔓性多年草.地下部はサツマイモ上の大形の塊根を付ける.蔓はよく分枝して繁茂し,15 m以上になることもある.雌雄同種.雄花は長さ10~15 cmの総状花序に数個~10個ほど付き,雌花は3~4 cmの花柄の先端に1個付く.

薬効と用途

果実が食用.中米では重要な作物であるが,日本では漬物用,観賞用に自家栽培される程度である.若い塊根や新芽も煮食できる.茎は繊維に,全草が家畜の飼料となる.

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