クスノキ科
Lauraceae
ハマビワ
Litsea japonica (Thunb.) Juss.
- 別名
- ケイジュ,シャクナンショ

- 英名
- No Information
- 中国名
- No Information
- 花期
- 10月
- 生薬名
- 薬用部位
- 成分
- 産地と分布
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山口県,島根県,四国,九州,沖縄,朝鮮南部に分布し,沿海地に生える.
- 植物解説
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常緑高木.樹高7 m.葉柄,葉の裏面,花序ともに黄褐色の綿毛を密生する.葉は互生し,長楕円形で円頭,長さ7~15 cm,幅2~5 cm,皮質で厚く,表面は深緑色で光沢があり,縁は裏面に反る.花序は散形で,葉腋に出る芽に数個付き,帯黄白色.果実は楕円形で長さ15~18 mm,翌年の春に灰紫色に熟す.
- 薬効と用途
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潮風に強い防風樹として畑の周辺に植えられることがある.子供が竹鉄砲の玉に利用することもあるという.和名は海岸に生え,ビワの葉に似ることによる.
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