熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

モクセイ科
Oleaceae
ハゴロモジャスミン
Jasminum polyanthum Franch.
ハゴロモジャスミン
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  • ハゴロモジャスミン
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  • ハゴロモジャスミン
英名
many-flowered jasmine, pink jasmine
中国名
多花素馨
花期
4~5月
生薬名
野素馨(ヤソケイ)
薬用部位

全草,花

成分

モノテルペン(linalool)

化学構造式

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  • ハゴロモジャスミン 化学構造式1
産地と分布

中国南部原産.

植物解説

常緑つる植物.茎は高く伸びる.葉は対生し,5~7小葉からなる羽状複葉である.頂小葉は3脈が目立ち,卵円形で先は細長く尖り,裏面の脈脇に毛叢のあるほかは無毛.花は頂生し,1花序に30~40花を付ける.萼は5裂する.花は白色,ときに外側が桃紫色となる.

薬効と用途

清熱,消炎作用があり,睾丸炎,リンパ節結核などに用いる.また,月経不順,月経痛,胃痛などに用いる.

花には強い芳香がある.つるは長く伸び,フェンスにからませて植栽するとよい.

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