熊本大学薬学部薬用植物園 植物データベース

カヤツリグサ科
Cyperaceae
ツクシアブラガヤ
Scirpus rosthornii Diels var. kiushuensis (Ohwi) Ohwi
ツクシアブラガヤ
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  • ツクシアブラガヤ
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英名
No Information
中国名
No Information
花期
7~10月
生薬名
薬用部位
成分
産地と分布

九州南部に分布し,内陸の湿地に生える.

植物解説

多年草.つる状の地上匐枝を伸ばし,その節と先端から芽生する.茎葉の葉鞘はやや緩く茎を包む.花序は複散房状で数回分枝する.小穂は楕円形で長さ34 mm,幅1.5 mm26個ずつ球形に集まる.小穂の鱗片はほぼ円形で長さ11.2 mm,背面に緑色の幅広い帯がある.花頭は2個.果実はレンズ形で長さ0.50.7 mm

薬効と用途

九州南部の固有植物.熊本県内の分布も非常に限られており,絶滅が危惧される.

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