イネ科
Poaceae
ミズタカモジ
Elymus humidus (Ohwi et Sakam.) A.Löve
- 別名
- ミズタカモジグサ
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- 英名
- No Information
- 中国名
- No Information
- 花期
- 5月
- 生薬名
- 薬用部位
- 成分
- 産地と分布
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本州~九州,および中国に分布し,田植え前の水田などに生える.
- 植物解説
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草丈40~60 cm.葉身は長さ7~15 cm,幅3~7 mm,葉鞘は無毛,葉舌は高さ0.7 mm内外.穂状花序は棒のように直立,長さ10~20 cm,小穂は花時にも花軸に圧着する.小穂は長さ17~22 mm,無毛,淡緑色で成熟すると紫褐色になり,5~7小花からなる.包穎は先端が鋭く尖る.護穎は長さ9~12 mm,背は丸く,無毛平滑.内穎は護穎と同長,左右の2脈の間に挟まれた部分は線状長楕円形.
- 薬効と用途
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姿はまさに雑草然としているが,水田の基盤整備,管理放棄などにより各地で激減している.小穂が花軸に圧着し,茎の基部が倒伏し下方の節から発根し新たな株になることなどが特徴である.
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