熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

キク科
Asteraceae
ウラギク
Tripolium pannonicum (Jacq.) Dobrocz.
別名
ハマシオン
ウラギク
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  • ウラギク
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英名
sea aster, seashore aster
中国名
鹸菀,金盞菜
花期
8~11月
生薬名
薬用部位
成分
産地と分布

北海道東部,本州(関東以西の太平洋側),四国,九州,および南千島,ヨーロッパ,アフリカ北部,アジアに広く分布し,海岸の塩湿地や河口の汽水域に群生する.

植物解説

二年草.草丈25~55 cm.下部からまたは上部のみで分枝する.葉は披針形,全縁またはまばらな鋸歯があり,長さ5~10 cm,幅0.3~1.2 cm,やや肉質で無毛,基部はわずかに茎を抱く.根出葉は花時に枯れる.多数の頭花をゆるい散房状に付け,頭花は径2 cm.総苞は筒状.そう果は狭長楕円形で扁平,長さ2.5~3 mm.

薬効と用途

似た花を付けるキク科植物は多いが,汽水域の泥地に生えることが本種の特徴である.生育地の開発により各地で希少化が進行している.