熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

ショウガ科
Zingiberaceae
ハナミョウガ
Alpinia japonica (Thunb.) Miq.
ハナミョウガ
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  • ハナミョウガ
英名
ginger lily
中国名
山薑
花期
5月
生薬名
①伊豆縮砂(イズシュクシャ),土砂仁(ドシャジン)
薬用部位

①種子,②根茎や全草

成分

種子にフラボノイド(izalpinin),モノテルペン(cineole, -pinene)

化学構造式

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  • ハナミョウガ 化学構造式1
  • ハナミョウガ 化学構造式2
  • ハナミョウガ 化学構造式3
産地と分布

本州関東地方以西~四国,九州,および台湾,中国に分布し,暖地の樹陰に生育する.

植物解説

多年草.草丈40~60 cm.根茎は分枝する.葉は広披針形か狭長楕円形,無柄か短柄.前年の葉の中から花茎を出し,鞘に総状花序を1本立て赤い筋のある白花を開く.さく果は広楕円形で赤熟する.

薬効と用途

種子は芳香性健胃作用があり,腹痛,嘔吐,下痢,生理痛などに用いる.すって粉末にしたものや煎液を服用する.家庭薬の原料,ソースの香辛料に利用される.中国では根茎や全草をリウマチによる筋肉の痛み,打撲,月経不順などに用いる.