シソ科
Ramiaceae
コシロネ
Lycopus cavaleriei H.Lév.
- 別名
- イヌシロネ,サルダヒコ,ヒメサルダヒコ
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- 英名
- No Information
- 中国名
- 小葉地筍,朝鮮地瓜苗
- 花期
- 8~10月
- 生薬名
- ①沢蘭(タクラン)
- 薬用部位
①全草,②生の葉
- 成分
No Information
- 産地と分布
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北海道~九州,および南千島,朝鮮,中国に分布し,湿地に生える.
- 植物解説
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多年草.地下茎は横走し,多くの匍匐状の地下茎を伸ばす.草丈10~60 cm,基部から葉を対生する匐枝を伸ばす.葉は菱状狭卵形で長さ3~6 cm,幅1~2.5 cm,縁には粗い鈍鋸歯がある.花は茎の中部以上の葉腋に固まって付く.
- 薬効と用途
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中国の一部(吉林省)ではシロネ(L. lucidus)の代わりに用いられる.以下はシロネの内容より転用.全草は体の血の滞りを治す作用があり,月経不順,月経痛,産後の浮腫,また打撲による内出血や捻挫,腰痛などに用いる.腫れ物には生の葉をすり潰して塗布する.
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