アカネ科
Rubiaceae
コーヒーノキ
Coffea arabica L.
- 別名
- アラビアコーヒーノキ
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- 英名
- Arabian coffee, common coffee
- 中国名
- 小粒珈琲
- 花期
- 春~秋に気まぐれに咲く
- 生薬名
- コーヒー豆
- 薬用部位
種子
- 産地と分布
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熱帯アフリカ東部,主にエチオピア原産で,赤道付近の標高1500~2000 m前後の高原で栽培される.現在はブラジルを中心にケニア,コロンビア,コスタリカなどで栽培されている.
- 植物解説
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常緑低木.樹高3~4 m.葉は対生し,有柄で長楕円形か長楕円状卵形で長さ8~12 cm,鋭尖頭,全縁で波打つ.花は腋性で芳香性の白色花を付ける.果実は濃赤色,長さ12~15 mm,種子は1~2個
- 薬効と用途
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カフェインは中枢神経系を賦活して精神機能を亢進し,運動中枢にも刺激する.また強心,利尿,血管拡張作用を有する.医薬品としても利用されるが,大量に用いると不眠,不安,耳鳴りを起こす.
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