熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

シソ科
Lamiaceae
ナギナタコウジュ
Elsholtzia ciliata (Thunb.) Hyl.
ナギナタコウジュ
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  • ナギナタコウジュ
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英名
Vietnamese balm
中国名
香薷
花期
10月
生薬名
香薷(コウジュ)
薬用部位

全草

成分

モノテルペン(elsholtzia ketone, naginata ketone, a-pinene

化学構造式

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  • ナギナタコウジュ 化学構造式1
  • ナギナタコウジュ 化学構造式2
  • ナギナタコウジュ 化学構造式3
産地と分布

日本各地,およびアジア東部の温帯から熱帯,ロシア,ヨーロッパに分布し,産地や道端に生える.

植物解説

一年草.草丈30~60 cm.茎は下部から分枝し,短軟毛を疎生し鈍稜がある.葉は対生し,広卵形から狭卵形薄質で短鋭尖頭,長さ6~10 cm,粗鋸歯縁.枝先に偏側生の穂状花序を出し,淡紅色花を多数密生する.

薬効と用途

発汗,血行促進,利尿作用があり,カゼ,腹痛,浮腫,吐瀉などに用いる.煎液を冷まして服用する.神経痛,腰痛,リウマチには茎葉を浴湯料にする.口臭防止には生の葉か乾燥葉の煎液を口に含んでうがいする.