熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

ミカン科
Rutaceae
ヘンルーダ
Ruta graveolens L.
別名
ルー,コモンルー,ヘンルウダ
ヘンルーダ
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  • ヘンルーダ
  • ヘンルーダ
  • ヘンルーダ
英名
rue, common rue, herb-of-grace
中国名
芸香
花期
春~夏
生薬名
ヘンルーダ,芸香(ウンコウ)
薬用部位

成分

脂肪族ケトン(2-undecanone),クマリン(bergapten),アルカロイド(graveoline, skimmianine)

化学構造式

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  • ヘンルーダ 化学構造式1
  • ヘンルーダ 化学構造式2
  • ヘンルーダ 化学構造式3
  • ヘンルーダ 化学構造式4
産地と分布

南ヨーロッパ原産で,各地で栽培される.

植物解説

多年草.草丈約50 cm.茎は強く直立し,帯白緑色で帯紫色.裂片は長楕円形かへら形.枝先に黄色の花をやや多数,集散花序に付ける.

薬効と用途

月経促進,鎮痙,駆風作用などがあり,腹痛,呼吸困難,肋膜炎,関節痛,月経不順,ヒステリー症,動悸などには乾燥した葉に熱湯を注いで飲む.皮下水腫,睾丸炎,耳痛,通風,リウマチ,凍瘡,打ち身,捻挫などには外用するほか,軟膏に配合して用いる.
全草に特異な香りがあり,葉を本に挟むとシミ(紙魚)の食害の予防になる.ヨーロッパでは古くから葉をソースや酢,飲料の香料として,精油は香水として用いる.