熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

キク科
Asteraceae
ノジギク
Chrysanthemum japonense (Makino) Nakai
別名
セトノジギク
ノジギク
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  • ノジギク
英名
No Information
中国名
No Information
花期
11~1月
生薬名
No Information
薬用部位

頭花

成分

モノテルペン(camphor, nojigiku alcohol

化学構造式

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  • ノジギク 化学構造式1
  • ノジギク 化学構造式2
  • ノジギク 化学構造式3
産地と分布

高知県物部川から太平洋岸に沿って愛媛県,鹿児島県,宮崎県,大分県,瀬戸内海沿いでは愛媛県,山口県,広島県,兵庫県に分布し,海岸に生える.

植物解説

多年草.根茎を伸ばして増える.茎の基部は倒れ,上部は斜上して多く分枝する.葉は1.5~3 cmの柄があり,長さ3~5 cm,幅2.5~4 cm,基部は普通心形,ときに切形で普通5中裂,ときに3中裂し,鋸歯があり,表面は緑色で毛を散生し,裏面はT字状の毛が密にあって灰白色.頭花は3~4.5 cm,柄は長いかまたはやや短く,頭花が多く付くと散房状に並ぶ.総苞は半球茎,長さ8 mm内外,総苞片は3列に並び,外片は短く円頭.舌状花は白色.

薬効と用途

利尿,強壮作用がある.便秘防止にも利用する.九州の海岸のキク属は,大分県から鹿児島県の東側にかけて本種が分布し,福岡県から熊本県にかけてはシマカンギクが,鹿児島県の西側にはサツマノギクが分布する.