キク科
Asteraceae
オオシマノジギク
Chrysanthemum crassum (Kitam.) Kitam.
- 英名
- No Information
- 中国名
- No Information
- 花期
- 11~2月
- 生薬名
- 薬用部位
- 成分
- 産地と分布
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屋久島,奄美諸島に分布し,海岸に生える.
- 植物解説
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多年草.根茎は這う.茎は叢生し,上部で太い.葉は大きく,長さ4 cmほどの長柄があり,葉身は広卵形で,長さ3~5.5 cm,3中裂し,裂片に波状鈍鋸歯牙があり,基部はやや心形または切形,厚く,表面は緑色,裏面は密に毛があって灰白色.頭花は径3~4.5 cm,総苞は幅1.3~1.8 mm,長さ9~10 mm.害片は3列,覆瓦状に並び,外片は内片より少し短く,披針形で鈍頭.舌状花は白色.そう果は長さ2 mm.
- 薬効と用途
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ノジギクに似ているが,一つの茎に付く頭花が少なく,花柄が長い.そのため花期のピークがはっきりしないこともあり頭花がまばらな感じに見える.屋久島や奄美諸島の海岸に生える.
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