ニガキ科
Simaroubaceae
ニワウルシ
Ailanthus altissima (Mill.) Swingle
- 別名
- シンジュ
- 英名
- tree of heaven, ailanthus
- 中国名
- 臭椿,樗
- 花期
- 5月
- 生薬名
- ①樗白皮(チョハクヒ)
- 薬用部位
①根皮,②葉
- 産地と分布
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中国北部原産で,日本各地に帰化している.
- 植物解説
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落葉高木.成長が早く,樹高20 mに達する.樹皮は灰色で滑らか.葉は互生し,奇数羽状複葉,小葉は6~12対,長卵形または波状披針形で先は鋭く尖る.雌雄異株.枝先に円錐花序を出し,緑色を帯びた白色の小形の花を開く.
- 薬効と用途
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根皮には殺虫作用があり,殺虫剤,条虫駆除剤として用いる.また,慢性の下痢,こしけ,遺精などにも用いる.大量に服用すると激しい下痢を起こし,悪心,虚脱,冷汗,頭痛などが起こる.葉は皮膚病に用いる.
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