セリ科
Apiaceae
シャク
Anthriscus sylvestris (L.) Hoffm. subsp. sylvestris
- 別名
- ヤマニンジン,コジャク,ワイルドチャービル
- 英名
- cow parsley, wild chervil, wild beaked parsley, keck
- 中国名
- 峨参
- 花期
- 4~5月
- 生薬名
- 峨参(ガサン)
- 薬用部位
根
- 産地と分布
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北海道~九州,およびユーラシアの中北部に広く分布し,山地に生える.
- 植物解説
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多年草.草丈80~140 cm.茎は直立,分枝する.葉は2回3出羽状複葉で,小葉は細裂する.花柄は4~15個,周辺花の外側の2花弁はほかより大きい.果実は細長く尖り,毛がなくなめらかで黒熟する.
- 薬効と用途
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消化促進,強壮作用があるほか,老人の頻尿に用いる.開花時に根を掘り,小川の流れに漬けてアク抜きし,乾燥後粉末にしてもち米,とちの実などとともに餅を作り強壮の餅として食べる風習がある.
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