熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

セリ科
Apiaceae
シャク
Anthriscus sylvestris (L.) Hoffm. subsp. sylvestris
別名
ヤマニンジン,コジャク,ワイルドチャービル
シャク
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  • シャク
  • シャク
英名
cow parsley, wild chervil, wild beaked parsley, keck
中国名
峨参
花期
4~5月
生薬名
峨参(ガサン)
薬用部位

成分

フェニルプロパノイド(anthriscusin),リグナン(anthricin, nemerosin

化学構造式

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  • シャク 化学構造式1
  • シャク 化学構造式2
  • シャク 化学構造式3
産地と分布

北海道~九州,およびユーラシアの中北部に広く分布し,山地に生える.

植物解説

多年草.草丈80~140 cm.茎は直立,分枝する.葉は2回3出羽状複葉で,小葉は細裂する.花柄は4~15個,周辺花の外側の2花弁はほかより大きい.果実は細長く尖り,毛がなくなめらかで黒熟する.

薬効と用途

消化促進,強壮作用があるほか,老人の頻尿に用いる.開花時に根を掘り,小川の流れに漬けてアク抜きし,乾燥後粉末にしてもち米,とちの実などとともに餅を作り強壮の餅として食べる風習がある.