熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

シソ科
Lamiaceae
コモンセージ
Salvia officinalis L.
別名
セージ,ヤクヨウサルビア,サルビア
コモンセージ
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  • コモンセージ
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英名
sage, garden sage, common sage, culinary sage
中国名
薬用鼠尾草
花期
5~6月
生薬名
サルビア葉(サルビアヨウ)
薬用部位

成分

モノテルペン(a, b-thujone, camphor

化学構造式

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  • コモンセージ 化学構造式1
  • コモンセージ 化学構造式2
  • コモンセージ 化学構造式3
産地と分布

ヨーロッパ南部,地中海沿岸地方原産.

植物解説

多年草.草丈30~90 cm.茎は直立し,四稜形で株は木質,全株に灰白色の細毛がある.葉は対生,有柄で長さ2.5~5 cm,披針形から楕円形で両端とも鈍形,厚質で表面に網目状の細かいしわがある.青紫色の唇形花が10~12個円錐形の総状花序に付く.

薬効と用途

消炎,健胃,強壮,疲労回復作用などがある.乾燥葉2握りに煮立たせた赤ワイン1Lを注ぎ,15分間放置したと,かすを除いて砂糖や蜂蜜を加えて食事ごとに盃1盃ほど飲む.ハーブティーは生理痛や無月経の治療に用いたり,咽喉炎のうがい薬や胃腸薬のうがい薬にしたりする.歯磨き粉ができるまでは葉で歯をこする習慣があった.

肉の臭み消しに効果があり,内臓料理やハンバーグ,ソーセージなどのほか,シチュー料理の香味料として利用される.観賞用に花壇にも栽培される.