熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

クロウメモドキ科
Ramnaceae
クロイゲ
Sageretia thea (Osbeck) M.C.Johnst.
別名
雀梅藤
クロイゲ
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  • クロイゲ
  • クロイゲ
  • クロイゲ
英名
No Information
中国名
雀梅藤
花期
10月
生薬名
①雀梅藤(ジャクバイトウ),②雀梅藤根(ジャクバイトウコン)
薬用部位

①若枝の葉,②根

成分

葉に配糖体(glucofragulin A),フラボノイド(myricetin 3-O-glucoside, avicularin

化学構造式

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  • クロイゲ 化学構造式1
  • クロイゲ 化学構造式2
  • クロイゲ 化学構造式3
産地と分布

高知県,長崎県福江島,熊本県天草地方,沖縄,および台湾,中国,インドに分布し,沿海地に生える.

植物解説

落葉またはやや常緑の低木.長枝はしばしばトゲに終わる.葉は互生,またはやや対生し,広卵形,長さ2~3 cm,幅1~1.5 cm,鈍頭で凸端,基部は円く,縁には波状細鋸歯があり,革質.葉柄は2~4 mm.穂状花序は情報の葉腋と枝の先端に出て,大きな円錐形の花序に複合する.花は数個ずつ集まり,黄色,径約3.5 mm.核果は球形で径約5 mm,紫黒色に熟す.

薬効と用途

若枝の葉は疥瘡,うるしかぶれに服用,外用する.根は膝の関節炎に煎液もしくは酒に浸した液を服用する.生のものをつき潰して塗布してもよい.中国で薬用にされる.

熊本県ではわずかな生育しか知られておらず,絶滅が危惧されている.