熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

シソ科
Lamiaceae
キレハラベンダー
Lavandula dentata L.
キレハラベンダー
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  • キレハラベンダー
  • キレハラベンダー
英名
fringed lavender, French lavender
花期
四季咲き
生薬名
①ラベンダー.②ラベンダー油
薬用部位

①花,地上部,②精油

成分

モノテルペン(linalool, linalyl acetate, bicyclogermacrene, camphor

化学構造式

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  • キレハラベンダー 化学構造式1
  • キレハラベンダー 化学構造式2
  • キレハラベンダー 化学構造式3
産地と分布

スペイン南部,アフリカ北西部,エチオピア,アラビア半島南西部に分布する.

植物解説

常緑低木.深く切れ込んだ鋸歯のある緑葉が特徴.花茎が長く,花穂は短い.

薬効と用途

ラベンダーの精油は様々な効能が報告されている.ラベンダーの精油には抗不安,鎮静,抗痙攣,鎮痛,局所麻酔などの様々な臨床効果のほかに,抗酸化,抗菌,抗炎症,鎮痙などの作用がある.利用法としては,頭痛,消化不良,月経不順,疲労に乾燥花5 gに熱湯1カップを注いだものを3回に分けて1日に服用する.頭痛,不眠,興奮には乾燥花に熱湯を注ぎ,発生する蒸気を吸引する.浸出液をこめかみに塗り,マッサージしてもよい.筋肉痛,凝り,不眠,興奮には乾燥花を入浴剤にする.外傷,打ち身,虫刺され,火傷には乾燥花の浸出液で軟膏を作り利用する.

ラベンダーの精油含量や種類は,品種や栽培環境で大きく異なる.