キク科
Asteraceae
オオグルマ
Inula helenium L.
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- 英名
- elecampane, horse-heal, elfdock
- 中国名
- 土木香
- 花期
- 5~7月
- 生薬名
- 土木香(ドモッコウ)
- 薬用部位
根
- 産地と分布
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ヨーロッパ,北部アジア原産.
- 植物解説
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多年草.草丈1~2 m.全体に柔毛が密生する.主根は肥厚し,円柱形から長円形.根生葉は大形で楕円状披針形で長さ25~40 cm,鋭尖頭で不整鋸歯縁.茎葉はやや小形で基部は半抱茎する.茎の頂に黄色の頭花を散房状に付ける.
- 薬効と用途
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健胃,去痰,利尿,駆虫作用がある.ヨーロッパでは咳,喘息,消化不良に用いる.皮膚の炎症や静脈瘤性下腿潰瘍には煎液で患部を洗う.根はかつてキャンディーやリキュールの風味付けとして好まれた.ドイツではスープにして食用にする.
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