マメ科
Fabaceae
ツクシムレスズメ
Sophora franchetiana Dunn
- 英名
- No Information
- 中国名
- 閩槐
- 花期
- 4月
- 生薬名
- 薬用部位
- 成分
- 産地と分布
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熊本県,宮崎県,鹿児島県,よび中国南部に分布し,渓谷沿いの湿った林内に生える.
- 植物解説
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常緑低木.葉は奇数羽状複葉,11~15枚の小葉を付け,側小葉は互生あるいはほぼ対生する.線形の托葉がある.小葉は楕円形で鋭頭,長さ2.5~5 cm,表面はやや無毛,裏面と縁に伏した褐色の短毛を密生する.花序は頂生し,総状花序に白い花を付ける.豆果は長さ4~6 cm,幅1.2 cm.
- 薬効と用途
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国内のいずれの自生地(熊本県,宮崎県,鹿児島県)でも絶滅が危惧されている.熊本県では長い間「野生絶滅」と位置付けられていたが,近年自生地が発見された.
葉や花が美しく,樹形もコンパクトであるため日陰の庭木に適していると考えられる.
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