バラ科
Rosaceae
チョウジザクラ
Cerasus apetala (Siebold et Zucc.) Ohle ex H.Ohba var. tetsuyae H.Ohba
- 別名
- メジロザクラ
![チョウジザクラ](https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/e080.jpg)
- 英名
- No Information
- 中国名
- No Information
- 花期
- 3~4月
- 生薬名
- 薬用部位
- 成分
- 産地と分布
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本州東北地方から広島県に至る中央部と太平洋側,熊本県の温帯に分布し,普通点々と生える.
- 植物解説
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落葉小高木.樹高4~7 m.幹は基部から分枝する.樹皮は灰褐色または暗紫褐色で,皮目がある.若枝は灰褐色で開出毛を密生する.葉は開出毛を密生し,葉身は倒卵形,先は尾状に伸びた鋭尖頭で,基部は左右にゆがみ,円形または切形になり,1対の腺点があり,重鋸歯がある.花は葉よりわずかに先からあるいは葉と同時に開く.太い萼筒が特徴.
- 薬効と用途
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観賞用として栽培されることもあり,園芸品種もいくつかある.九州での分布は熊本県のみで,八代市の石灰岩地帯にごく少数が生育するのみである.
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