ブドウ科
Vitaceae
クマガワブドウ
Vitis kiusiana Momiy.
- 英名
- No Information
- 中国名
- 秋葡萄
- 花期
- 7月
- 生薬名
- 薬用部位
- 成分
- 産地と分布
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熊本県,宮崎県,鹿児島県に分布する.
- 植物解説
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つる性木本.枝にははじめ白色でやがて帯黄褐色に変わるクモ毛がある.葉柄は長く,13 cmに達し,枝と同色のクモ毛がある.葉身は大型で,ややかたく,長さ7~17 cm,幅6~15 cm,五角状長卵形ないし長卵形で,先は三角状に尖り,肩に角のあるものや3浅裂に傾くものもあり,基部は開いた三角状心形,縁には凹波上の腺質細歯牙がある.裏面は秋まで残る帯黄褐色のクモ毛に密におおわれ,表面は若葉のころだけ同色の毛がある.雄花序は葉よりも長くなり,長さ25 cm,幅7 cmに達し,下部に1個の巻きひげがある.果実は球形で,径約8 mm.
- 薬効と用途
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日本固有のブドウ属.果実は食用.葉や茎のエキスが原料のスキンケアバームが商品化されている.
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