トウダイグサ科
Euphorbiaceae
ホルトソウ
Euphorbia lathyris L.
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- 英名
- caper spurge, paper spurge
- 中国名
- 續随子
- 花期
- 4~5月
- 生薬名
- ①続随子(ゾクズイシ),千金子(センキンシ)
- 薬用部位
②種子,②茎の汁
- 産地と分布
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東南アジア,ヨーロッパ南部の原産で,切り花用などに栽培される.
- 植物解説
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二年草.草丈50~70 cm,ときに1 mになる.茎は直立し,多数分枝して円柱形,葉は対生し最上部では輪生し,下葉は線形,上葉は披針形か線状披針形で長さ6~12 cm,漸尖頭で全縁.単生の無花弁花を集散花序に付ける.さく果は球形で緑色.
- 薬効と用途
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種子は峻下(非常に強い下剤),利尿,通経作用があり,肝硬変による腹水や水腫,便秘,無月経,食中毒などに用いる.毒性があるため服用すれば嘔吐,ふらつき,煩躁,発汗などの作用が出る.イボや寄生性皮膚病には茎の汁を外用する.
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