ムクロジ科
Sapindaceae
フウセンカズラ
Cardiospermum halicacabum L.

- 英名
- balloon plant, love in a puff
- 中国名
- 倒地鈴
- 花期
- 6~11月
- 生薬名
- 仮苦瓜(カクカ)
- 薬用部位
全草
- 成分
根にアルカロイド(cardiospermin),葉にセスキテルペン(caryophyllene),アルカロイド(tomatidine)
- 産地と分布
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インドからアフリカにかけて分布する.
- 植物解説
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つる性一年草.茎はよく分岐して2 m以上になり,無毛または有毛.葉は2~3出複葉で互生し,葉に対生して出る巻きひげで他物に巻き付く.茎の上部の巻きひげの先端に花を付ける.果実は直径3 cmほどの風船形に膨らむ.
観賞用に栽培され,時に野菜として食べられる.
- 薬効と用途
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清熱,解毒,利水作用があり,黄疸,淋病,疱疹,蛇の咬傷などに服用,外用する.中国で薬用にされる.
観賞用に栽培される.
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