熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

グミ科
Elaeagnaceae
ツルグミ
Elaeagnus glabra Thunb.
ツルグミ
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  • ツルグミ
  • ツルグミ
英名
goat nipple
中国名
蔓胡頽子,藤胡頽子
花期
12月
生薬名
No Information
薬用部位

①果実,②枝,③根,④葉

成分

葉にトリテルペン(ursolic acid, urjinolic acid),ステロイド(daucosterin)

化学構造式

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  • ツルグミ 化学構造式1
  • ツルグミ 化学構造式2
  • ツルグミ 化学構造式3
産地と分布

本州福島県以西,四国,九州,沖縄,および台湾,中国,朝鮮南部に分布し,低地から丘陵地の藪や林縁に生える.

植物解説

常緑低木.徒長枝はつる状に伸長し,高く上昇し,これから分かれた枝は下を向く.葉身は長楕円形ないし卵状長楕円形,長さ3~9 cm,幅1.5~5 cm,急尖頭で鈍端,基部は円形ないし鋭形,上面は光沢が少なく,下面は赤褐色(ときに銀白色)の鱗片を敷き,やや光沢がある.花は葉腋に出る短い枝の苞脇に1花ずつ付く.

薬効と用途

果実を脚気,下痢止めに用いる.枝は鎮咳,根は利尿,葉は鎮咳を目的として用いる.主に中国で薬用にされる.