熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

ムラサキ科
Boraginaceae
チシャノキ
Ehretia acuminata R.Br. var. obovata (Lindl.) I.M.Johnst.
別名
カキノキダマシ,ヒロハチシャノキ
チシャノキ
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  • チシャノキ
英名
koda, silky ash, churnwood, brown cedar
中国名
厚殻樹
花期
10~1月
生薬名
大崗茶(ダイコウチャ)
薬用部位

心材,枝,葉

成分

リグナン(buddlenol B, ehletianol A, icariside E5

化学構造式

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  • チシャノキ 化学構造式1
  • チシャノキ 化学構造式2
  • チシャノキ 化学構造式3
産地と分布

本州中部地方西部から沖縄,台湾,中国中南部,済州島,ベトナムに分布する

植物解説

落葉高木.樹高20 m.葉はややカキノキに似て倒卵形~倒卵状長楕円形,長さ5~12 cm,幅3~7 cm,低い鋸歯があり,鋭頭,表面にはまばらに圧毛がある.枝先に円錐花序を作り,白い小さい花を密に付ける.果実は球形,径4~5 mm.

薬効と用途

枝と葉は夏の腹下し,皮膚化膿症に用いる.心材は打撲傷に用いる.中国で薬用にされる.

材は洋間,洋家具等の装飾的な部分に利用された.また,ろくろ細工,洋傘の柄,鞍等の材料にもされた.