キク科
Asteraceae
スイゼンジナ
Gynura bicolor (Roxb. ex Willd.) DC.
- 別名
- ハンダマ,キンジソウ,キントキソウ

- 英名
- Okinawan spinach, edible gynura
- 中国名
- 紅鳳菜
- 花期
- 1~2月
- 生薬名
- ①観音莧(カンノンケン),②観音莧根(カンノンケンコン)
- 薬用部位
①全草,②根
- 産地と分布
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熱帯アジア原産で,日本では野菜として栽培される.
- 植物解説
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多年草.草丈30~60 cm.茎は円柱状,葉腋から盛んに脇芽が伸長してほふく状になる.葉は有柄で互生し,披針形,鋸歯縁,短毛を有するがほぼ平滑で光沢を有し,質はやや厚く,表面は濃緑色で裏面は紫色.頭花は舌状花を欠き,黄赤色.暖地以外では霜に害され開花しにくい.
- 薬効と用途
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全草は創傷出血,月経痛,女性の外陰部からの出血などに外用,服用する.根は産後の腹痛,女性の外陰部からの出血に用いる.
石川県,熊本県,沖縄県を中心に野菜として栽培されている.熊本市指定の「ひご野菜」の一つ.
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