カバノキ科
Betulaceae
サワシバ
Carpinus cordata Blume
- 別名
- サワシデ,ヒメサワシバ

- 英名
- heartleaf hornbeam
- 中国名
- 千斤楡,千金楡
- 花期
- 4月
- 生薬名
- 千金楡(センキンユ)
- 薬用部位
果穂
- 成分
No Information
- 産地と分布
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北海道から九州に分布し,温帯林の谷沿いに生える.
- 植物解説
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落葉高木.幹は直立し樹高15 m.樹皮は灰緑褐色,平滑だが菱型の裂け目が多くできる.葉は互生.葉身は広卵状心形,薄く,長さ7~14 cm,葉が4~7 cm,急鋭尖頭,細重鋸歯縁があり,基部は深い心形,側脈は14~22対,上面無毛,下面脈状に毛がある.雌雄同株.新葉とともに尾状花序を出す.
- 薬効と用途
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健胃作用があり,胸腹部の膨満感,食欲不振,消化不良などに用いる.中国で薬用にされる.材は床柱,器具材,ほだ木に利用される.
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