アヤメ科
Iridaceae
コカキツバタ
Iris ruthenica Ker Gawl.
- 別名
- マンシュウアヤメ
![コカキツバタ](https://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/e025.jpg)
- 英名
- ever blooming iris, Russian iris, pilgrim iris, Hungarian iris
- 中国名
- 紫苞鳶尾
- 花期
- 4月
- 生薬名
- 紫苞鳶尾(シホウエンビ)
- 薬用部位
種子,根
- 成分
No Information
- 産地と分布
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中国,朝鮮,モンゴル,バルカン半島,ハンガリーからコーカサスにかけて分布し,各地で栽培される.
- 植物解説
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草丈15~30 cm.葉は細く線形で尖頭.花は径7.5 cmほど,外花被片は卵形で淡色地に紫色の脈がある.内花被片は披針形で濃紫色,直立する.
- 薬効と用途
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消炎,解毒,止血,利尿作用があり,咽喉の腫痛,黄疸性肝炎,排尿困難,吐血,子宮出血などに用いる.痔ろうには外用する.中国で薬用にされる.観賞用に栽培される.
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