バラ科
Rosaceae
ワレモコウ
Sanguisorba officinalis L.
- 別名
- ウマズイカ,ダンゴバナ,エゾワレモコウ
00:00 / 00:00

- 英名
- great burnet
- 中国名
- 地楡
- 花期
- 7~9月
- 生薬名
- 地楡(チユ)
- 薬用部位
根茎
- 産地と分布
-
北海道から九州,および朝鮮,中国,シベリア,ヨーロッパに分布し,山地,草原などに生える.
- 植物解説
-
多年草.草丈30~100 cm.根茎はやや肥厚し,短く横臥する.茎は直立し,上部で少数分枝する.葉は互生し,奇数羽状複葉で小葉は5~11個,長楕円形か楕円形で,ときに卵形で長さ2.5~5 cm,三角状鋸歯縁.枝先に暗紅紫色花を穂状花序に付ける.
- 薬効と用途
-
止血,止瀉(下痢止め)作用があり,吐血,月経過多,血便,下痢などに用いる.やけどや湿疹,皮膚炎には煎液を外用する.打撲,捻挫にはすりつぶして患部に塗布する.
参考文献についてお知りになりたい方はお問い合わせください。