リンドウ科
Gentianaceae
リンドウ
Gentiana scabra Bunge var. buergeri (Miq.) Maxim. ex Franch. et Sav.
- 別名
- ツクシリンドウ,ササリンドウ
- 英名
- No Information
- 中国名
- No Information
- 花期
- 11月
- 生薬名
- 竜胆(リュウタン)【局】
- 薬用部位
根および根茎
- 産地と分布
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本州,四国,九州に分布し,山地や丘陵地に生える.
- 植物解説
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多年草.草丈20~90 cm.茎は中空で直立または斜上する.葉は対生し茎を抱き,披針形で先は尖り,全縁.茎の頂または上部の葉腋に紫色,時に白色の花を開く.
- 薬効と用途
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清熱,消炎作用があり,泌尿器系の炎症やかゆみ,および結膜炎など目の炎症にも用いる.漢方処方は竜胆瀉肝湯,疎経活血湯,立効散などに配合される.民間では苦味健胃薬として食欲不振,消化不良,胃酸過多,腹痛に用いる.リンドウは日本薬局方の生薬竜胆の基原植物ではないが,本種も使用可とされる.
熊本県の県花である.
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