キク科
Asteraceae
リュウノウギク
Chrysanthemum makinoi Matsum. et Nakai
- 英名
- No Information
- 中国名
- No Information
- 花期
- 11~12月
- 生薬名
- 竜脳菊(リュウノウギク)
- 薬用部位
全草
- 産地と分布
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福島県,新潟県以西,四国,宮崎県に分布し,山地,丘陵地の向陽地に生える.
- 植物解説
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多年草.草丈30~80 cm.地下茎は細長く,のち木質化する.茎は斜上か直立し,上方で少数分枝し,枝は灰白色の密毛がある.葉は互生し,卵形か広卵形で3中裂か浅裂し,裂片はさらに1~2浅裂するか粗歯牙縁.茎の頂に白色,ときに淡紅色の頭花を付ける.
- 薬効と用途
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冷え症,腰痛,リウマチ,神経痛などに浴湯料として用いる.木綿の袋に刻んで詰め,水のうちから浴槽に入れて沸かす.入浴中にこの袋で肌を洗うようによくこするとよい.生か陰干ししたものを用いる.全草を蒸留して得た精油は香料とされた.
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