イネ科
Poaceae
ベチバー
Vetiveria zizanioides (L.) Nash
- 別名
- ベチベル,ベチベルソウ
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- 英名
- khas khas grass
- 中国名
- 香根草,培地茅
- 花期
- 11~12月
- 生薬名
- ベチバー
- 薬用部位
根茎
- 産地と分布
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インド原産.
- 植物解説
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日本でも栽培される多年草.根茎は太さ3~4 mm.全体に香気がある.茎は直立し,草丈2~3 m.葉は根茎から叢生し,狭線形で光沢がある.花序は紫色を帯びる.
- 薬効と用途
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根茎は発汗,強壮作用がある.発汗剤として用いるときは冷浸剤として,強壮には煎液を浴湯料として用いる.
乾燥した根茎を水蒸気蒸留して得た精油をベチベル油といい,揮発性が小さいため香料や香料の保留剤として利用される.
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