熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

イネ科
Poaceae
ベチバー
Vetiveria zizanioides (L.) Nash
別名
ベチベル,ベチベルソウ
ベチバー
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  • ベチバー
英名
khas khas grass
中国名
香根草,培地茅
花期
11~12月
生薬名
ベチバー
薬用部位

根茎

成分

セスキテルペン(vetivenol, vetivazulene, β-vetivone)

化学構造式

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  • ベチバー 化学構造式1
  • ベチバー 化学構造式2
  • ベチバー 化学構造式3
産地と分布

インド原産.

植物解説

日本でも栽培される多年草.根茎は太さ3~4 mm.全体に香気がある.茎は直立し,草丈2~3 m.葉は根茎から叢生し,狭線形で光沢がある.花序は紫色を帯びる.

薬効と用途

根茎は発汗,強壮作用がある.発汗剤として用いるときは冷浸剤として,強壮には煎液を浴湯料として用いる.
乾燥した根茎を水蒸気蒸留して得た精油をベチベル油といい,揮発性が小さいため香料や香料の保留剤として利用される.