ビャクブ科
Stemonaceae
ビャクブ
Stemona japonica (Blume) Miq.
- 別名
- トウビャクブ
00:00 / 00:00

- 英名
- No Information
- 中国名
- 百部
- 花期
- 5~9月
- 生薬名
- 百部(ビャクブ)
- 薬用部位
塊根
- 産地と分布
-
中国に分布し,向陽の樹林,竹林などに生える.
- 植物解説
-
多年草.草丈60~90 cm.根は紡錘形で根茎は短小.茎は下部が直立し,上部は他の物に巻き付く.葉は3~4輪生し,卵状広楕円形で長さ4.5~6 cm,尾状鋭尖頭.葉身の上面に1~2個の淡緑色花を付ける.
- 薬効と用途
-
鎮咳,駆虫作用があり,肺結核,百日咳,回虫症,蟯虫症などに用いる.しらみには外用する.昔は茎を「しらみひも」と称し,下着類に縫い込んで,しらみ,のみを防除した.
参考文献についてお知りになりたい方はお問い合わせください。