ウコギ科
Araliaceae
ハリギリ
Kalopanax septemlobus (Thunb.) Koidz.
- 別名
- センノキ,ミヤコダラ

- 英名
- castor aralia, tree aralia
- 中国名
- 刺楸
- 花期
- 7~8月
- 生薬名
- ①刺楸根皮(シシュウコンピ),②刺楸樹皮(シシュウジュヒ)
- 薬用部位
①根皮,②樹皮
- 産地と分布
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北海道から九州,および南千島,サハリン,朝鮮,中国,ウスリーに分布し,山地に普通に生える.
- 植物解説
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落葉高木.樹高25 m内外.幹は直立し,枝は太く帯灰色で直立か少し反曲する刺針が多数付く.葉は枝先に集まって互生し,細鋸歯縁.当年枝の頂端に帯緑白色の小形の花を散形花序に付ける.
- 薬効と用途
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根皮は去痰,鎮痛作用があり,痰,打撲傷,リウマチの痛みなどに用いる.樹皮にも鎮痛作用があり,リウマチによる筋肉痛,腰脚痛,できものなどに用いる.
新芽は山菜として食べられる.
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