熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

バショウ科
Musaceae
バショウ
Musa basjoo Siebold ex Iinuma
バショウ
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  • バショウ
  • バショウ
英名
Japanese banana
中国名
芭蕉
花期
5~8月
生薬名
①芭蕉根(バショウコン),②芭蕉葉(バショウヨウ)
薬用部位

①根茎,②葉

成分

根茎にフェノール性化合物(irenolone, 3,3’-bis-hydroxyanigorufone, 3,4-dihydroxybenzaldehyde)

化学構造式

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  • バショウ 化学構造式1
  • バショウ 化学構造式2
  • バショウ 化学構造式3
産地と分布

中国南部や東南アジアの原産.

植物解説

大形の多年草.草丈約4 m.根茎は大形の塊状で,頂端に葉鞘が密に重なった偽茎を直立する.葉は大形の広楕円形で長さ2~3 m,鈍頭で基部は円形か不対相で破れやすい.偽茎の中央に花茎を出し,茎の頂に早落性の大きな苞葉に包まれた穂状花序を下垂して付ける.

薬効と用途

根茎は清熱,止渇,利尿作用があり,黄疸,水腫,脚気,出来物などに用いる.葉には解熱,利尿作用があり,脚気,出来物などに用いる.葉の生の汁は傷口に塗布すると出血が止まる.
観賞用として栽培される.バナナを小型にしたような果実を付けるが,食用にはならない.