ツルナ科
Aizoaceae
ツルナ
Tetragonia tetragonoides (Pall.) Kuntze
- 別名
- ハマヂシャ

- 英名
- New Zealand spinach
- 中国名
- 番杏
- 花期
- 6~10月
- 生薬名
- 蕃杏(バンキョウ)
- 薬用部位
全草
- 成分
No Information
- 産地と分布
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北海道から九州,および台湾,中国,南アジア,南米,ニュージーランド,オーストラリアに分布し,海岸地帯の砂地に生える.
- 植物解説
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多年草.草丈40~60 cm.全株多肉質で無毛.茎基部は長く伏臥し,上部は斜上してまばらに分枝する.葉は互生し,卵状三角形か菱状卵形で長さ3~6 cm.鈍頭で基部は広楔形かやや切形,全縁.葉腋に黄色花を1~2個付ける.
- 薬効と用途
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胃炎,腸炎に煎液を空腹時に服用する.胃弱には常食する.腫れ物には付き砕いて粉末にしたものを塗布する.
野菜として栽培されることもあり,おひたし,あえ物,汁の実などで食べる.
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