ウコギ科
            
            Araliaceae
        タラノキ
                
                Aralia elata (Miq.) Seem.
            - 別名
 - ウドモドキ,タラッポ
 
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- 英名
 - Chinese angelica-tree, Japanese angelica-tree, Korean angelica-tree
 
- 中国名
 - 遼東楤木
 
- 花期
 - 8月
 
- 生薬名
 - ①楤木皮(ソウボクヒ,タラボクヒ),②楤根皮(タラコンピ)
 
- 薬用部位
 ①樹皮,②根皮,③とげ
- 産地と分布
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北海道から九州,および朝鮮,サハリン,中国東北部,アムール,ウスリーに分布し,山野に生える.
 
- 植物解説
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落葉低木.樹高4~6 m.幹は直立し,ときに多少分枝して大小の鋭刺を多数つける.葉は互生し,2~3回羽状複葉で小葉は各羽片に5~9個,卵形か楕円形で長さ5~12 cm,鋭尖頭で細鋸歯縁.散形花序が複総状につき,白色花を多数開く.
 
- 薬効と用途
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樹皮,根皮ともに抗糖尿病,利尿,健胃作用があり,糖尿病,腎臓病,胃潰瘍,肝臓病,高血圧,神経痛などに用いる.酒の飲みすぎによる胃腸の不調には茶替わりに常用する.とげは高血圧症に用いる.
若芽は山菜としてよく知られている. 
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