ガマズミ科
Viburnaceae
ソクズ
Sambucus chinensis Lindl.
- 別名
- クサニワトコ
- 英名
- Chinese elder
- 中国名
- 接骨草
- 花期
- 7~10月
- 生薬名
- 蒴藋(サクチョウ)
- 薬用部位
全草
- 成分
トリテルペン(ursolic acid, stigmasterol),フラボノイド(quercetin, luteolin)
- 産地と分布
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本州から九州,および中国に分布し,山野に生え群落を作る.
- 植物解説
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多年草.草丈1.5 m.根茎を引いて繁殖する.茎は太く直立し,緑褐色.葉は奇数羽状複葉で小葉は5~7対,広披針形か広卵形,先端がとがる.茎の先に散房花序を作り白色,小形の花を密に付ける.
- 薬効と用途
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利尿作用があり,むくみに用いる.リウマチ,神経痛,打撲,冷え症には浴湯料として用いる.ヘルペスには生の汁を外用する.
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