バラ科
Rosaceae
コウシンバラ
Rosa chinensis Jacq.
- 英名
- China rose
- 中国名
- 月季花
- 花期
- 通年
- 生薬名
- 月季花(ゲツリカ)
- 薬用部位
半分開いた花
- 成分
フラボノイド配糖体(quercetin 3-O-glucoside, quercetin 3-O-xyloside, Kaempferol 3-O-glucoside),モノテルペン (geraniol)
- 産地と分布
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中国の上長江流域の原産
- 植物解説
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つる性または株立ちする落葉低木.樹高1~2 m.枝は緑色でトゲが少ない.小葉は3~7個で鋭頭の長楕円または楕円形.花は単生または3~5個の房咲き,花色は基本種では淡桃色から濃紅色までの一重の単生であるが,多くの変種がある.
- 薬効と用途
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駆瘀血(体の血の滞りを治す)作用があり,月経不順,生理痛,打撲に用いる.中国で薬用にされる.
日本へは平安時代には観賞用として導入されていた.18世紀にイギリス人が輸入した中国の栽培品が,イギリスやフランスで交配親として用いられ,今日の四季咲きバラが成立した.
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