熊本大学薬学部 薬草園 植物データベース

アヤメ科
Iridaceae
キショウブ
Iris pseudacorus L.
キショウブ
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  • キショウブ
英名
yellow flag, yellow iris, water flag
中国名
黄菖蒲,黄鳶尾
花期
5月
生薬名
No Information
薬用部位

根茎

成分

フラボノイド(apigenin, luteolin),キサントン類(mangiferin)

化学構造式

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  • キショウブ 化学構造式1
  • キショウブ 化学構造式2
  • キショウブ 化学構造式3
産地と分布

ヨーロッパ全土,北アフリカ,中近東に自生し,沼沢地,溝,水辺に生え,日本でも野生化している.

植物解説

多年草.草丈60~150 cm.地下茎は短大,よく分枝する.葉は2列生,長い剣状で幅2~3 cm,脈条は隆起する.径8~10 cmの黄色い花を頂生,または2~3個を束生する.外花被3片は大きく広卵形で先端が垂れ下がり,内花被3片は楕円形で直立.

薬効と用途

歯痛軽減,月経促進,止瀉などの作用がある.
日本では花が美しいため栽培され,広く野生化している.そのため環境省は「要注意外来生物」の一つとして,栽培にあたっては逸出を起こさない,積極的な防除または分布拡大の抑制策の検討が望まれる,として警戒を呼び掛けている.